JARMeCの腫瘍科
- 特徴
当院の全症例のうち約30%ががん症例です。治療については、それぞれの患者に最も善いと考えられる治療方法をご家族と十分に相談しながら実施しています。
●外科的治療:がん細胞の播腫と出血を防ぐために超音波凝固切開装置や超音波吸引装置などを活用しながら、がん細胞を体内に残さないように丁寧で侵襲の少ない手術を目指します。
●化学療法(抗がん剤治療):犬ではフローサイトメトリーなども診断に取り入れ、患者1頭1頭の状態にあわせて最もふさわしいと思われるプロトコールを選択し、十分な支持療法を併用しながら抗がん剤治療を行います。
●免疫療法:体内で休止しているTリンパ球を体外で分離・培養して活性化させ、患者自身へ再び戻すという非特異的免疫療法や、樹状細胞(DC)を単球から分化誘導し、患者自身のがん細胞と体外で融合させる特異的免疫療法(DCワクチン)等があります。
- 実績・扱う疾患
| 2008年5月~2008年10月の間で303症例を診察、診断がついた症例のうち主な腫瘍疾患は、右の通りです。 | 疾患名 | 割合 | |
| 主な腫瘍疾患 | リンパ腫 | 17% | |
| 腺癌 | 11% | ||
| 肥満細胞腫 | 10% | ||
| 扁平上皮癌 | 7% | ||
| 悪性黒色腫 | 7% | ||
| 治療割合 | 外科的治療 | 54% | |
| 化学療法 | 23% | ||
| 免疫療法 | 11% | ||
| 放射線治療 | 11% | ||
- スタッフ紹介
![]() |
科長(非常勤):廉澤 剛(かどさわ つよし) 農学博士 |
| 東京大学卒、酪農学園大学教授、酪農学園大学付属動物病院病院長 (主要所属学会)日本癌学会、日本癌治療学会、日本獣医がん研究会、日本獣医麻酔外科学会、日本獣医学会 |
![]() |
医長:市川 美佳(いちかわ みか) |
| 北海道大学獣医学部獣医学科卒 (主要所属学会)日本獣医学会、獣医麻酔外科学会、日本臨床獣医学フォーラム、日本獣医がん研究会 |

